複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

#34 2016年の最後の日記。

子宮体がんが発覚してから1年7ヵ月。
2度目の大晦日を迎えました。

まずは、去年の大晦日の日記を振り返ってみたいと思います。

rukka.hatenablog.com

あ、なんか私、去年の方がちゃんとしてる気がする…(゚m゚*)

なぜかしら?と考えて、いくつか理由を思いつきました。
以下、大好きな箇条書きでまとめてみますw

 ・2,3カ月ほど前から、毎日がんのことを考えなくなっている。
 ・これも2,3カ月ほど前からですが、手術前、後で完全に変わってしまった
  トイレ事情(具体的には小の方です。すみません、年末にこんな話)に、
  慣れてしまった。
 ・通院は続いているものの、貧血が治り体力が以前よりずっと戻った。
 ・4月から会社の所属部署の体制が変わったり、私からすると娘のような年齢
  の派遣社員さんと仕事をするようになった。そして数カ月で退職されたので、
   また別の派遣さんがやってきて対応が大変だった。
 ・刺し子の作品を定期的に出展することで、他に考えなければならないことが
  増えた。

こんな感じでしょうか。

がんのことを毎日考えなくなったのは、概ね良いことだと思っています。
ただ、100%良しとしないのは、当たり前の日常が当たり前ではないことを忘れてはいけないと私は思うからです。そして私自身がそう意識していた頃の方が、周囲の人々に対しても自分自身に対してもおおらかでいられた。
そして反対に今は、病気以前の精神状態に戻りつつあることで、会社にいても電車に乗っていても、後で考えたらほんの些細なことでイライラしていたりする。元々器の小さな私も、去年は周囲に感謝の気持ち頑張れていたと思います。腹を立てることもずっとずっと少なかったし…。

ともかく、日記を書いていて本当に良かった!
なんとか反省することはできました(*ノノ)

 

以上が反省も含めて良いことだったとすると、一つ、嫌なことも。
それは、再発の夢を時々見るようになったこと。

rukka.hatenablog.com

初めてこの夢を見て目が覚めたとき、リンクした過去の日記にも書きましたが、目覚めてこれほどまでに何が夢でどこからが現実なのかわからず混乱したことはありません。夢だとわかってホッとしてからも一週間近く、家族や会社の人、友人といつものように接するのは辛かったし、モヤモヤした気持ちは2カ月ほど続きました。

ただ、これ以降2,3度再発の夢を見たのですが、その夢にもある程度慣れ、平気ではありませんが深く落ち込むこともなくなりました。まぁ、なんというか慣れってホント怖いw

とはいえ、あまり見たくない夢ではありますが、見たときには自分への警鐘なのだと考えたいと思っています。

 

…と、ここまで書いて思ったのは、良いことも悪いことも含め、当たり前に感じていることは決して当たり前ではなく、日々…が難しくても”なるべく”感謝の気持ちを忘れず、おおらかでありたいとということ。
これを2017年の私のテーマにしたいと思います。

 

そして文末となってしまいましたが、

本年もご閲覧いただきありがとうございました。
来年も引き続き、自分の経験をつづっていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

今、病を抱えられている方々が完治、快方へ向かいますように(*゚ー゚)

 

                          2016.12.31 ルッカ