複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

#41 子宮体がん 手術後の検診 11回目

5月に手術後11回目の検診を受け、結果を聴いてきました。
 
- 2019年5月 - 

【CTと採血の検査】
今回もいつものようにCTと採血です。
採血は久しぶりに2回刺しましたが…
看護師さんは私の太い腕をさすりながら懸命に血管を探してくださるので、私自身も本当に申し訳ない気持ちでいっぱに…。
 
そしてCT。
今回撮影(というのでしょうか?)してくださった先生は、4年程前にMRIを撮ってくださった方でした。顔だとか見た目から思い出したのではなく、撮影の前から体制は苦しくない?と気にかけ、撮影中も「ちゃんと撮れます」「もうすぐ終わりますよー」とずっと声かけてくれる。台から起き上がるときも降りるときも補助してくれる。そんなその先生の行動から思い出したのです。
別の先生も皆親切でやさしいのですが、でもこの先生は明らかに声をかけてくださる回数が多く、リラックスした状態で撮影してもらえる。CTに掛かる時間は5分から10分程度ですが、それでもこんなに気持ちは違うのかと思えます。職業は違っても見習いたい。感謝、感謝
 
【結果】
今回も再発は見られず、本当に良かった。
ただ、結果を聞く日の前日から膀胱炎になっていたので先生に薬を出してもらいました。「また(腎盂腎炎で)入院したら困るものね」と先生も笑っていましたw
 
 
- 雑感 -
「手術から4年たちましたね」と先生から言われて、そっか手術は5月だったものな~としみじみ。「早かったですか?」と先生に聞かれたけれど、あっという間にもそれなりに時間を感じたようにも思えました。一週間、一か月が経つのはとても速いのに不思議なものです。
 
ちなみに次の検査は11月。
以降、特に何もなければ1年に一度となります。
2週間前にヘルペスになり、続けて膀胱炎になりと相変わらずではありますが、再発することなく元気に頑張ろうと思います!
 

2月4日は世界対がんデー

昨日知ったのですが、今日は「世界対がんデー 」だそうです。

 

今、闘病中の人、

患者自身より不安かもしれない家族や周囲の人々、

先生、看護師さん、

検診の大切さを啓蒙する人、

がんに関わる全ての人々の幸せを祈ります。

 
そして私自身は早期発見のがん患者。

早くに見つかれば普通に生活できるんだと思ってもらえるよう生きていきます。

 

#40 子宮体がん 手術後の検診 10回目

11月に手術後10回目の検診を受け、結果を聴いてきました。
 
- 2018年11月 - 

【CTと採血の検査】
まず、検査云々の前に…
前回が7月でこのところずっと半年間隔で検査を受けていたのに、今回早くない?ということについてですが、これは前回の数値が悪く…ということではなく、寒い1月と暑い7月に通院するのは大変だからです(;゚∇゚) 先生に相談し、今後は11月と5月にしてもらいました。
というわけで11月の検査は、いつも通りCTと採血です。
病院までは自転車で通院しているのですが、この日はとても寒かった! これはまた血管がでず、看護師さんも自分もツライに違いないということで、自転車置き場から右手の親指をギュッと握っては放す、腕全体をブルブルと振る、採血する部分を軽く叩く等自分でできることを繰り返しながら採血室へ。すると一度で採血成功!! もちろん看護師さんの技術あってのことですが、嬉しくて看護師さんに言ったら「準備した甲斐がありましたね!」と言ってもらえて、心の中で「ヨッシャー!」って感じでしたw
CTはいつも通りベッドに乗ればあとはベッドが動いてくれるので、横になって入れば終わります。しいて言えば、左腕の四十肩が治って1年ほどたちますが、まだ頭の上に腕を上げるのは痛い。でも、それも我慢できる範囲になりました。
 
【結果】
今回も再発は見られず、本当に良かったです。
前回も言われた甲状腺の石化や石?は今後も様子見です。
 
 
- 雑感 -
手術してから三年半が経ちました。
術後2年くらいは一日なんどもがんのことを考えていたけれど、今はもうほとんど忘れています。そのせいか、診療明細に書いてある「悪性腫瘍特異物質…」(採血で調べる腫瘍マーカーのこと)なんて文字を見ると、逆にハッとして忘れてはいけないよ!と自分を戒める程です。
ちなみに検査は当初5年間と言われていました。なのでそれ以降は検査なしで大丈夫なのかな?なんて最近は嬉しいというより不安で先生に聞いてみると
 
 「最近は10年経っても再発する人がいる。だから10年間検査は続けます。
  ただ5年目以降は1年に一回。その後も希望すればずっと続けられます。」
 
と。そして「だから一生の付き合いね」と言ったのです。
 
もし自分が病気でなかったら、病院の先生に「一生の付き合い」と言われたらどんな気持ちになる? 今となっては私には想像できないけれど、私はそう言ってもらえたことがとても嬉しく、本当に本当に安心できました。
 

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        検査後のお楽しみ、朝マック
 
これからもずっと元気を確認しに検査を続けていこうと思います(*゚ー゚)
 

#39 子宮体がん 手術後の検診 9回目

まずは6月の大阪を中心とする地震
そして7月。西日本豪雨で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

私にできることはとても小さいことです。
ですが、できることを何かしたいと思わずにはいられません。

どうかどうか今以上に被害が大きくなりませんように。

 

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 ※写真は岡山県牛窓の海です。


さて、7月に手術後9回目の検診を受け、結果を聞いてきました。

- 2018年7月 - 

【CTと採血の検査】

今回はCTと採血(腫瘍マーカー)の検査です。
CTはいつもの通り台の上に寝て、ドーナツ型の輪の中をくぐるだけなのですが…
去年一年間苦しめられた左肩の四十肩の痛みの名残があり、腕を頭の上に上げるのが痛いっていう…(゚m゚*)

採血に関しては、もう受付前かあら手をグーパーしたり、腕をゆすったり振ったり、いつも採血する場所を軽く叩いたりと、自分でできる採血の下準備万端! それが功を奏したのか、はたまたただ単に暑いからなのか…、今回も一回で成功しました!!

  

【結果】

今回も再発は見られず、安心することができました。
がん的には問題ないのですが、甲状腺の石灰化?が少し進んでいるのか様子見ということになりました。

 

- 雑感 -   

手術してから今年の5月で3年が過ぎました。
ついこの前のようにも思えますし、5年くらい前のことにも思えます。

がんだと分かった時には、ロシアワールドカップエヴァの新劇場版の4作目だけはどうしてもみたいと思っていたけれど、今は東京五輪北京五輪、そして次のワールドカップもまた応援したい!

どうかそれが叶いますように(*゚ー゚)

 

寄り添うとは何か。 - ある友人に思いを寄せて -

先日、こんな記事を目にする機会があった。

 

satoru-blog.com

 

とりとめなく自分の思いを書いてみる。

重篤な症状である友人が、以前とは別人のような精神状態になってしまうこともあると思う。でもそれはその人が変わってしまったのではないし、ましてやそれが本性なんてことは絶対にない。病気がそうさせているのであるという理解と友人を信じる気持ち、それを受け止める強い心も必要だと思う。

 辛いのは病気である本人。
でも友人である自分も傷つく。それでも寄り添いたいという気持ち。

 

がんではないけれど、難病の友人に負担にならないといいなと思いながら私はある時期メールを送っていた。

それに対して色んな返事が来る。以前のように普通に楽しいこと、良かったと胸をなでおろすこともあれば、心配になること、こちらがズタズタに傷つく内容のこともあった。

一度「もう連絡はしないで欲しい」と返事が来たことがある。だけど私は付き合いをやめる気はなかった。彼女とは楽しい思い出がたくさんあったから。だから「お前なんか大嫌い、二度と連絡をしてくるな」と言われるまで続けるつもりだった。私なりに寄り添っていたいという気持ちがあったから。それから少しの間、また普通にメールのやり取りが続いたけれど、ある時を境に一切返事が来なくなり、私はここでどうしたらいいのか分からなくなった。

 

自分のことで手一杯の中、やりたいことは沢山あるだろう。私なんかより大切な人だって沢山いるに違いない。
なにより私が「大嫌い」と言われるまで寄り添いたいと思っても、果たして「大嫌い」と言わせていいのか。批判的な発言は言われた方も傷付くけれど、発言者自身も同じように傷つくのに。

 

耳を傾け、寄り添うことが答なのだとずっと思ってきた。
でも今は少し違う。「間違いではないが、答えはない」のだと思っている。