複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

#04 子宮内膜掻把術前の準備 麻酔科S先生との出会い

外来で子宮内膜掻把術を受けると決めてから約2週間の時間がありました。

 

まずはいつも診て頂いているK先生(小さな恋の物語の主人公チッチのような小柄でかわいらしい先生!)から改めて子宮内膜掻把術の説明。

手術のうちに入るとはいえお腹を切るのではなく、下から器具をいれて子宮内の経血をかき出すように剥がすらしい。時間は20分程度。通常は全身麻酔で1泊2日の入院になるらしいのですが、私は甲状腺機能低下症と喘息があるため2泊3日に。また、喘息がある場合、なるべく全身麻酔を避けたいと言われ下半身麻酔での手術になりました。

  

 私:「下半身麻酔っていったらアレですか? 背骨に注射するって噂の…」

 K先生:「そう、それです。骨でなく骨と骨の間ね。大丈夫ですよ。」

 私の心の中:(大丈夫なわけないじゃんヽ(`Д´)ノ)

  

ちなみに私は採血の注射をするのにも体を180度ねじって針を見ないようにするくらいの小心者、超ビビリです。手術自体は麻酔さえ効いてしまえば痛みは無いだろうとあまり心配はしていなかったのですが、この日から下半身麻酔のことで頭がいっぱいに…。

  

その後は何日かに分けて、採血や採尿、心電図、呼吸器、血栓等の検査があり、最後に麻酔科の先生に会うことになったのですが、この先生が50代と思われる女性で、物凄くハツラツと元気で明るい方だったんです!

下半身麻酔のイメージを聞かれ「この世の物とは思えないくらい痛そう…」と言うと、「個人差あるけど、今までそんなこと言った人はいないから大丈夫よ!」と笑い、私の背中を確認したあと「麻酔さえしてしまえば、手術中はもちろん終わったあとの痛みもものすごく楽。麻酔が無いとね、痛いのよ!ここが!」とご自分の股をパーンと叩き…(;゚∇゚)   

終始こんな感じの先生で、笑っちゃったというか、なんかもう怖がっているのがアホらしくなったのでした(゚m゚*)

  

思えばこの麻酔科S先生の明るさにつられて子宮内膜掻把術も、その後受けることになった子宮・卵巣摘出手術にも必要以上にビクビクせずに受けられたと思うのです。あんな明るい先生というか面白いオバサン(S先生ごめんなさい!)がいるのかと、驚きながら家に帰ったのですが、病院のHPを見るとS先生は麻酔科の部長であり、病院の副院長も兼ねていらしたことにまた驚いたのでした(゚д゚)