複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

寄り添うとは何か。 - ある友人に思いを寄せて -

先日、こんな記事を目にする機会があった。

 

satoru-blog.com

 

とりとめなく自分の思いを書いてみる。

重篤な症状である友人が、以前とは別人のような精神状態になってしまうこともあると思う。でもそれはその人が変わってしまったのではないし、ましてやそれが本性なんてことは絶対にない。病気がそうさせているのであるという理解と友人を信じる気持ち、それを受け止める強い心も必要だと思う。

 辛いのは病気である本人。
でも友人である自分も傷つく。それでも寄り添いたいという気持ち。

 

がんではないけれど、難病の友人に負担にならないといいなと思いながら私はある時期メールを送っていた。

それに対して色んな返事が来る。以前のように普通に楽しいこと、良かったと胸をなでおろすこともあれば、心配になること、こちらがズタズタに傷つく内容のこともあった。

一度「もう連絡はしないで欲しい」と返事が来たことがある。だけど私は付き合いをやめる気はなかった。彼女とは楽しい思い出がたくさんあったから。だから「お前なんか大嫌い、二度と連絡をしてくるな」と言われるまで続けるつもりだった。私なりに寄り添っていたいという気持ちがあったから。それから少しの間、また普通にメールのやり取りが続いたけれど、ある時を境に一切返事が来なくなり、私はここでどうしたらいいのか分からなくなった。

 

自分のことで手一杯の中、やりたいことは沢山あるだろう。私なんかより大切な人だって沢山いるに違いない。
なにより私が「大嫌い」と言われるまで寄り添いたいと思っても、果たして「大嫌い」と言わせていいのか。批判的な発言は言われた方も傷付くけれど、発言者自身も同じように傷つくのに。

 

耳を傾け、寄り添うことが答なのだとずっと思ってきた。
でも今は少し違う。「間違いではないが、答えはない」のだと思っている。