複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

【番外編】 深夜の訪問者

これは闘病、治療とは関係のない出来事で、日記に書きとめることはしていませんでした。ただ、忘れることもできなくて【番外編】として書留めておこうと思います。

   

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子宮・卵巣摘出手術のために入院して以来、なかなか眠れない日が続いていました。
主な原因は、手術の傷と体に繋がっている管の類が気になって自由に(無意識に)寝がえりがうてないことでしたが、ベッド自体も私に合わなかったんだと思います。談話室の椅子で眠れるくらいなので、私は特別神経質な人間ではないんですけどネ(ノ∀`)

 

それからもう一つ。
浅い眠りの時に看護師さんが見回りに来て、目が覚めてしまうということもありました。もちろん看護師さんは、患者を起こさないようそーっと入ってくるのですが、入院6日目の深夜もそうでした。

  

ウトウトっとし始めた時にドアをそーっと引く音がして、看護師さんの足音がする。どんどんこちらに近づいてきて、今夜の看護師さんは誰かな?と思って目を開くと姿が見えない。そんなに広い病室でもないのに…なんて考えていた時、体が固まりました。目は見えているのに体が動かない。

  

     あ、金縛り(;゚∇゚)

   

足音だけはどんどんこちらに近づいてくるのに、姿は見えない。なのに不思議と怖いのか怖くないのかわからない。でもその足音がベッドのそばで止まった時に目を閉じたんです。そしたら両肩を掴まれて、前後におもいきり揺すられました。凄くびっくりして心臓がドキドキしているのに、それでもやっぱりあまり怖い感じがしない。そこで体が自由になって初めて「怖い、明日もあったらどうしよう…」と思ったのですが、そのまま眠ったみたいです(゚m゚*)

  

金縛りって体調やストレスが関与していて、それが科学的に証明されているようなことを聞いたことがあるし、もしかしたらただの夢だったのかもしれません。超ビビリな私があまり怖くなかったというのは不自然だし(゚m゚*)

なのでこのことは看護師さんには話さずにおきました。確証のないことで変に怖がらせても申し訳ないので。

    

ちなみに、こんなことがあったのはこの日だけ。
そしてあまり怖くはなかったので、体調の関係で起こったとか、そうではないのかと深く考えず、善意のある誰かが「しっかりしろ!」とメッセージをくれたんだと思うことにしたのでした(*゚ー゚)