複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

#13 子宮、卵巣摘出手術のための入院 三日目(手術の翌日)

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 【この日の主な予定】手術後の歩行、点滴

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手術後、腰痛に苦しめられ、とにかくベッドに横になった状態から解放されたいと願い続けて迎えた朝。

9時半頃から始まる回診の後すぐに歩くことになると聞いていたし、回診の順番は一番!とも聞いていたので今か今かと待っていたのですが、先生がやってきたのは10時頃でした。

 

言われたことは昨日と同じ。子宮、卵巣は無事に摘出したが、膀胱に傷がついてしまい縫ったため、一週間バルーンが抜けなくなったということ。ただ、外来時に私が「バルーンが辛い。でも翌朝取れるなら頑張る」と話していたせいか、この回診の時には「膀胱のことは一生の問題になりかねないので、一週間我慢して欲しい」という言葉もありました。本当にがっかりではあったのですが、この時のはそんなことより腰痛! 腰を何とかしてください!! という気持ちでいっぱいだった私。「わかりました」くらいな返事をするのが精いっぱい。なんというか、そんなことは後々!みたいな(;゚∇゚)

  

と、こんな感じで回診はあっという間に終わり、その10分後には看護師さんがやってきて「起きてみましょうか」と。この瞬間には「やったー! 待ってました!!」と叫びたいくらいでしたが、前日の全身麻酔時に喉に管を入れていた後遺症で声があまり出せず残念でした(ノ∀`) 

さっそくベッドの上で起き上がろうと試みますが、体というか、お腹に力が入りません。結局、ベッドの背もたれを少し起こしてもらいながら、ベッドの柵に掴まりどうにか上半身を起こしたものの、今度は目が回って動けない。このめまいが治まるのに5分ほど休み、この後ベッドから床に足を下ろすのにも時間がかかって、なんだかんだでベッドの脇に立つだけで15分ほどかかりました。昨日の朝までは2,3秒でできたことなのに。しかも汗だくです。

そして、これからしばらくお世話になる点滴棒

 

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Amazon様より、写真を拝借<(_ _)> これと同じものを使ってました!)

 

に、点滴の薬の袋3つ、お腹から出ている2本の管とつながっている袋、背中から出ている硬膜外麻酔の管に繋がっている痛みどめのボトル、膀胱に入っているバルーンの管とつながっている袋をぶら下げてHCU内を歩いた後、15m程先にある元いた病室へヨロヨロと戻ったのでした。

 

部屋に戻ってからも、ベッドに座るのも横になるのも一苦労でグッタリ。よく考えたら手術が終わって17時間ほどしか経っていないわけで…。

立って歩いただけで今日は十分と思っていたら、看護師さんから「無理はダメだけど、何度か歩いてみてね! その方が傷口にも良いから」と言われ、すでに怠けようとしていた私に喝を入れてもらえたのでした(゚m゚*)

 

そして、午後。廊下を歩いて居ると母がやってきて、さすがに驚いていました。なんでも、母が私を産むために帝王切開した時代は、手術後5日間は安静に…と言われていたんだとか。

 

と、こんな感じで歩いて体制を変えられるようになったせいか、腰痛は多少楽になったのですが、やはり深夜に何度か腰に湿布を貼ってもらいました。

それから、ずっと腰痛のことばかりにとらわれていましたが、手術の傷の痛みは薬が効いて、この日も堪えられないような痛みはなかったし、夜は38度以上の熱がでましたがそう苦しくはなかったです(´∇`)