複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

#11 子宮、卵巣摘出手術のための入院 二日目(手術当日 前半)

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 【この日の主な予定】手術

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いよいよ手術の日。

前夜、眠れないだろうと思っていましたが、二度、目が覚めたものの思いのほかぐっすり眠ることができました。

 

手術は13時予定だし、明日まで絶食だしのんびりしていたのですが、9時過ぎに看護師さんがやってきて人生初の浣腸をすることに(;゚∇゚)ヒィィッ

一体どうやって…もしやとんでもなく恥ずかしい格好をさせられるのでは…なんて考えていたのですが、実際にはベッドに横向きに寝て、看護師さんがパンツをちょこっとずらして薬を注射器のような物で入れてくれました。「できるだけ我慢して、限界になったらトイレに入ってくださいね。」と言われた2,3分後、だんだんお腹が痛くなってトイレへ! すると突然、猛烈にお腹が痛くなって目が回る、汗が噴き出る、寒気が止まらない…。そんな状態が5分程続き、その後は何事もなかったかのように収まりました。

汗をかいてシャワーを浴びたかったのですが、残念ながらNG。シャンプーはOKしてもらったので、髪の毛だけでもさっぱりできたのは嬉しかったです。

 

その後、また少し時間があったので持ってきていた刺し子をしたり、3DSで遊んだりしてましたが、暫くすると今度は点滴の準備が。

採血の時もそうなのですが、私は血管が出にくいらしくこの日も5,6回刺して失敗し左腕の内側に直径8cmくらい、右腕には5cmくらいの青あざができ、他にも小さな青あざがあちこちに…。看護師さんが蒸しタオルを何枚も持ってきて腕に当て、温めてくれたりもしたのですが、しばらく待たされたあと別の先生が細い点滴の針だけを刺して、あとは全身麻酔後に処置することとなりました。ちなみに、この日も含め4日間、点滴には苦しめられることになります…(´_`。)

  

そうこうしているうちに12時半頃になり、母親がやってきて、私は術着に着替え談話室で母とおしゃべりをしていました。しばらくすると看護師さんがやってきてひざ下から足首にかけて昨日用意しておいた弾性包帯を巻いてくれました。足を圧迫して血栓を防ぐためなのですが、前回、子宮内膜掻把術の時に履いたキッツキツのソックスに比べたら圧力は体感で1/5くらい! やっぱり…いくら私の足が太いとはいえ、あのソックスはキツ過ぎたんだヽ(`Д´)ノ なんて思っていると13時に。別の看護師さんがやってきて、予定時間通りに手術室へ向かうことになりました。

  

手術室のあるフロアは、どこの病院でもそうなのか分かりませんが、他の階より天井が高かったり、また、手術室の扉の周りは薄暗く温度も低いよな感じで重苦しい雰囲気が漂っています。家族には余計な心配はさせたくなかったので談話室から一人で行きたかったのですが、手術が始まってしばらくの間は手術室そばの控室で待つことになるらしく、手術室の扉の前まで家族と一緒でした。

    

しかし、ここから中へ入るのは自分一人。

扉の真ん前に立って名前を名乗り、手術室の中へ入っていきました。

(前半はここまで)