複雑型子宮内膜異型増殖症から子宮体がんへ。私の場合。

入院、手術、術後の検査について書いてます(*゚ー゚)

#02 どこまでものんきで大ざっぱな私の病歴。

【20代前半】

若く健康でしたが、生理不順。
生理なんて数年無くても気にしない。むしろ楽!くらいに思っていました。

ただ、母が心配するので渋々某大学病院へ。するといきなり内診台に乗せられ、視界を遮るカーテンが引かれる前から未来のお医者様(=学生さん)たちがゾロゾロと見学…。

特に心配ないという診断もあり、もう二度と産婦人科には行かないヽ(`Д´)ノ とこの時、固く誓いました。

      

 注)現在は、患者の了承なくしてこのようなことはないそうです。
   それでも心配な場合は、検査前に先生や看護婦さんにその旨伝えておくと
   見学を断ることもできるそうなので、これを読んで病院へ行くことを
   ためらったりは決してしないでくださいね!

    

   

【30代半ば】

甲状腺機能低下症(橋本病)と診断され、薬を飲み始める。
辛い症状として、疲労感がありました。夜に寝て朝起きると、“寝ること”に疲れて目が覚める、みたいな。

   

      

【40歳前後~2015年現在】

生理の回数が急に増える。とはいえ、月一のペースであることもあれば、半年間隔だったりとめちゃくちゃ。

未婚で、子供が欲しいという願望が無いため、一日でも早く生理が終わって欲しいと願っていたけれど、逆にどんどん出血するようになる。さらに鳥のささ身くらいの大きさの血の塊が出てきたり、家、会社、外出先等で床を血液で汚してしまったことも…。

  

それでも産婦人科に行かずにいたら、当たり前ですが貧血(鉄欠貧性貧血)に。
これまで歩いて5分の距離を10分掛けねばたどり着けなくなり、思うように働けなくなりました。

更に追い打ちをかけたのが2014年1月のインフルエンザです。治りが悪く、2か月ほど微熱が続きドクターストップ。2014年1月、2月はほとんど出勤できないまま、正式には3月から現在(2015年6月現在)も長期休暇中です。

   

その後、血液内科の先生から産婦人科の受診を強力に進められ、意を決して女医さんのいる産婦人科クリニックへ。検査の結果、子宮内膜増殖症の疑いがあり、他に甲状腺機能低下症や喘息があるため、総合病院での受診を進められました。

    

そして、総合病院の産婦人科にて出血を抑える薬を処方してもらい、半年ほど様子をみるも改善されず、2015年4月に子宮内膜掻把術を。

また、その結果改めて複雑型子宮内膜異型増殖症と診断され、子宮体ガン等のリスクも鑑み、子宮と卵巣の摘出を勧められて2015年5月に手術を受けました。

  

手術後の病理検査で子宮体ガンIa期だったことが判明するも、初期のガンで転移が無く、子宮・卵巣ともに摘出したことで追加の抗がん剤等のガン治療は不要とのこと。

ただし、今後5年間は定期的に検査を受けることになりました。

   

ちなみに、ガン告知のことは別の日記でまた書くつもりですが、一つだけ。

実は私、先生から話を聞いてうっかり「ガーン」って言いそうになりまして…。
これだけは本当に口出さなくて良かったと今も思えてなりません(*ノノ)